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2010年10月の1件の記事

2010年10月11日 (月)

シズ、旅立つ

10/4(月) に我が家の”スーパー婆ちゃん”ことシズがお空に旅立ちました。10歳と6ヶ月でした。
すぐに書くのが辛かったのと、仕事多忙につき報告が遅くなってしまいました。ずっと心配していただいていた方々には申し訳ありません。

4日、休日出勤の代休で私の仕事はお休みでした。
シズは私の手のひらの中で4度ほど糞をするようにいきみ、そしてだんだん心臓が弱くなっていきました。名前のとおり静かな最期でした。

ここのところ手の中に入って眠りたがったシズ。そんなときには撫でながら「シズ、大好きやで~」と繰り返し言ってきました。この日も最後までこの言葉を繰り返しました。死ぬ前に「ありがとうね」とか言いたくなかったのと、この言葉が本当にシズに向けてピッタリくる言葉だったので。

シズが大好きだったダンナが不在だったことが残念でした。シズは私たちにとって特別な子だったので、この3連休にダンナが帰阪するのを待って一緒にお別れをしました。シズは今、ゴンの隣に眠っています。

20100929_shizu

なでて、なでて~とケージの入り口までやってきたシズ。9/29の写真です。
この頃から、こんな風にケージ入り口付近にやってきて甘えることが多くなりました。

10月1日、2日と元気にしていたシズは、3日、日曜日の夜に買い物から戻って来たときから全くエサを食べなくなりました。それまでは水を”チー”するのが好きで、薬入りの水も喜んで飲んでくれていたのに、それもほとんどしてくれない。クチバシやアイリングの色は悪くなっていないけど、それまでずっとガツガツ食べていたシズとは思えない変化でした。
この日はペットショップでシズ用に赤いレフライトを買ってきたのですが、それを使うことなく夜通し明るいレフライトの下で眠るシズを、夜中に何度も起きながら見守りました。

朝、シズは糞をしました。
高速道路を使って病院に連れて行きました。ちゃんとした糞が出るということは、内臓は正常ということ。もしかしたら、食べられたら元気になってくれるかもしれないと思ったのです。
病院に行くかどうかは迷っていました。病院に連れて行くことが飼い主の自己満足やエゴになってはいけないと考えていたからです。糞をしたということで、もしかしたらまだ何かできるかもしれないと思い、決断して連れて行ったのです。

死ぬかも知れませんとハッキリ言われましたが、注射をうってくれました。シズは水をたくさん吐きました。肺水腫とのこと。既に肺に水が溜まっていたのです。それを吐き出したシズは幾分落ち着きました。
そういえば数日前から、手の中で眠っていたシズの喉元から「プチプチ」とも「グルグル」ともつかない小さな音が呼吸の度に聞こえていました。手のひらに乗せて喉元を撫でていなければわからない小さな小さな音です。あれは既に肺に水が溜まっていた音だったんですね…。

帰宅してしばらく落ち着いて眠っていたシズですが、数時間もするとしんどそうに場所を移動したり開口呼吸をするようになり、最期を迎えました。
私のいるときに、私の手の中でお別れしてくれたシズは、最後まですごい子だったなあと思います。

今年の夏は猛暑が続き、その後一気に気温が下がりました。その頃から一段階元気がなくなったシズ。眠っている時間が多くなり、ケージの床に降りていることも多くなりました。
老鳥にとって、温度の変化は体に堪えるものです。この文を読んでくれた方たちの文鳥さんが、元気で長生き出きるよう願っています。

今日、シズのケージも片付けました。
そこにシズがいないことにとても違和感があります。
シズは”思考する文鳥”で、小さくて温和ながらもとても存在感のある子でした。その存在感の大きさに今更ながらに驚いています。文鳥はみんな個性的ですが、シズのように賢く、ものを考える文鳥はいなかったなあ。
悲しくて仕方がないということはありません。けどまだしばらくは淋しいですね。

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